海外進出を果たしたmisonoが挑む、
新しいステージへの挑戦。
INTRODUCTION
歌やバラエティ番組にと幅広いステージで活躍し、今やYouTuberとしても活動を行うmisonoさん! 今回、語学留学でセブ島に来られた経緯や、夫のNosukeさんのこと、炎上事件のお話までじっくりお話を聞かせていただきました!
misono
1984年生まれ 京都府出身
2002年にday after tomorrowのボーカルとしてデビューし第44回日本レコード大賞・新人賞を受賞。2009年に姉である倖田來未と第60回NHK紅白歌合戦に出場を果たす。また女優業やモノマネ、バラエティ番組にも出演しタレントしても活躍。2年間の事実婚を経て2018年にDrummerであるNosukeと入籍。大手事務所を円満退社した後、海外での活動を本格的に始めアメリカ、マレーシア、タイ等でライブ出演を果たす。
想いや感情をダイレクトに伝えるために、
決意した語学留学。
セブヨロ編集部:Welcome to Cebu!
misono:Thankyou so much!
セブヨロ編集部:今回セブ島は初めてですか?
misono:実は2回目なんです!昔、まだお姉ちゃん(倖田來未さん)もウチも結婚前で家族旅行で来たのがセブ島だった!
セブヨロ編集部:そうなんですね!ちなみに何年前ぐらいですか?
misono:えー何年前だろう?お姉ちゃんの息子が多分7歳か8歳だからそれよりも前で。おかんおとんと家族四人で正月どっか行こうってなって。あ!それが最後の4人の家族旅行だねってなったのがセブ!
セブヨロ編集部:実際、それからは家族旅には行ってないんですか?
misono:家族旅行はない!うん、家族4人だけとかはないかな。
セブヨロ編集部:おー!それは思い出深いセブ島ですね。その家族旅行はマクタン島のリゾートホテルとかでゆっくりした感じ?
misono:ゆっくりしてた。だからもう10年以上前かなぁ?もしかしたら。
セブヨロ編集部:そんなセブ旅行から10年以上経って今回は語学留学ということで!
misono:はい。まさかの(笑)。
セブヨロ編集部:もともと語学留学に興味があったんですか?
misono:元々ほんとに日本が大好きで。今まで恋人と旅行するってなっても国内がいいとか、海外ロケとか全部NGにしてたぐらいなんです。海外に行くということよりも日本にいたい。海外旅行ができたとしても、日本で仕事が入ったら全部キャンセルして日本での仕事を優先してたぐらい。だから日本から出ることが全然なかったんですよ。で、2018年10月31日をもってエイベックスという大手事務所を円満退社して、その理由のひとつが、海外をメインにして海外で歌っていきたいみたいな感じで。そこから自分の人脈だけでアメリカとかマレーシアとかタイとかジャパンエキスポで歌わせてもらって。そのときに通訳さんはいるけどやっぱりマネージャーや運転手をつけてないから、ヘアメイクさんと2人で行くみたいな感じなんです。そして現場で英語で打合せとかをするようになって初めて「あ、ダメだこれ。」と思って。やっぱり英語が話せないと次にも繋がらないし、伝えたいことは楽曲の中に歌詞で書いてるけど、例えばNOWな感情とか、自分のそのときの想いでMCしたいとか思い始めたのがキッカケですね。特に最近は、時間ができたらとにかく海外旅行するって思ってたり、11月からはもう海外に移住しようと思ってて。どこに住もうか決めるための海外旅行というか。
セブヨロ編集部:完全に視察ですね。視察旅行。
misono:そうですね(笑)。で、そしたらNosukeのガンが発覚したのが11月だったんですよ。だから一度、海外を点々とする活動をストップさせてこの1年間は日本で結局働いてたんですよ。でもそんな中でもタイは今年1月と4月と8月も歌わせてもらって。もちろんタイ語を喋らなきゃいけないんだけど、せめて英語を喋れるようにならないといけないなぁと思って。スタッフさんが英語で褒めてくれてるのに全然意味分からないみたいなことも嫌だったし。やっぱちょっと真剣に語学勉強をやりたいなって思ってたタイミングでしたね。
セブヨロ編集部:ご夫婦二人とも海外に興味あり?
misono:はい。Nosukeも海外大好きなんですよ。Nosukeはほんとにプライベートで海外に虫を食べに行くような人なんですよ(笑)。だからそういうのとかもYoutubeとかでやりたいし。
自分のスタイルを尊重してくれる、
海外に出て改めて感じた文化の違い。
セブヨロ編集部:確かに最近YouTuberデビューもされて話題になってましたね!その他にも色々と、、、ニュースが、、、炎上してたり?
misono:はい。30歳以降5年間ずっと炎上してます(笑)。
セブヨロ編集部:変な質問ですが、敢えて炎上させてるとこもある?
misono:ってみんなに言われるんですよ。わざとでしょ?敢えてでしょ?みたいな。
それは違います(キッパリ)!
セブヨロ編集部:自分がたまたました行動でほんとに炎上しちゃってるんですね(笑)。
misono:はい。なんだったら「燃えませんようにー!」って思いながら。
セブヨロ編集部:そう思いながら、めちゃめちゃガソリンまいてしまってるみたいな(笑)。
misono:(笑)。だから、うちぐらい世間の目を気にして生きてる人いないと思う!毎朝エゴサしてますもん。
セブヨロ編集部:十人十色いろんな人の意見があって。結局その全てをプラスに捉える以外ないですよね。賛否両論あってまぁいっかみたいな。周りの目や意見とかを気にしない術をどうにか身につけられればいいんだろうけど。。でも気になりますよね。
misono:そうそう。でもやっぱニューヨーク、ロサンゼルスとか行くとみんなわたしわたし!なんだよね。それを見て、「は!そうだよ」って思って。日本にいると、もう自分を出すのが嫌で。てか自分を押し殺さないと炎上するから(笑)。
セブヨロ編集部:海外に行ったら海外の人たちの堂々とした姿に気づかされるって事ですよね。
misono:そう。「わたしわたし」って。どれだけ太っていようがお腹や腕も出す。自分の着ている服も、すれ違う人みんなに「ナイスファッション!どこで買ったの?」みたいに聞かれたり。でもその服で日本のバラエティ番組に出ると「何そのファッション?どこで買ったん?」みたいないじられ方するし。
セブヨロ編集部:misonoさんが持ってる奇抜さとかチョイスする色の感じとかも、日本を出たら個性に変わるってことですよね!
misono:はい!例えばこの髪の毛の色とかも海外のみんなには「どこでやったのー?」とか聞かれたり。でも日本の空港着いた瞬間に小さなお子さんから「ママー!すごい変な髪形の人いるー!」みたいなこと言われたりして。まぁ確かにこんな人は周りにいないよなみたいな(笑)。日本人のいいとこなんですけどね、協調性があることは。でもなんか右にならえ前にならえの世界で生きていくことにちょっと疲れてしまった。その原因は自分で作ってるから自業自得だと重々承知なんですけど、結局ストレスで自分も体調壊したんで。最近misonoが体調不良ってニュースが出たけど、Nosukeの看病で体調崩したわけじゃありません。ただただ自分の性格と、自分のスケジュール管理で仕事を詰め込みすぎただけで。Nosukeはほんとうちの前で八つ当たりもしなければ苦しそうな姿も見せなかったんですよね。すごい前向きに笑いが耐えない病室だったし。だから、そういうのもガンのイメージで決め付けられて、今misonoが悲劇のヒロインみたいになってるのがすごく嫌なんですよね。
セブヨロ編集部:日本で色々言われても、外国に行くと個性に変わる。それで海外に興味を持ったんですね。
misono:はい。
何もかもが初めての経験、語学だけではなく多くの学びから得られる価値がある。
セブヨロ編集部:今回は語学留学で来たという事ですが、フィリピン・セブ以外の国にも留学で行ったことはない?
misono:ないですし、中卒です。受験もしたことありません。沖縄アクターズスクール行って歌とダンスだけを1年間やって即効エイベックスのオーディション受けて、で1年間レッスンしたのちにデビューできて、ドカーンって華やかにデビューさせてもらえて、なんだったらほとんど下積みっていう苦労話もない。ソロデビューもできて、バラエティ番組にも出れて、ロンドンハーツやヘキサゴンみたいな売れてる番組にも出れて、もう恵まれすぎてて、なんだったらおバカタレントで売れたから勉強逆にしなくていいんですよ(笑)。で、今回の1日のスケジュールが朝9時から夕方18時までで、休憩が間に10分間しかないんですよ。だからもうトイレいってちょっとLINE返したら終わり。今まで朝9時から18時まで携帯を放置っていう生活もないし、もうパニくってます(笑)。
セブヨロ編集部:いい!本音ですね(笑)!
misono:本音(笑)!でも、35歳で初めての経験なんてなかなか出来ない!だからすごく良い経験ができてるっていう前向きなポジティブな想いはあります!自分は本当に恵まれてるなぁと日々感謝しながらめちゃくちゃいい環境で勉強できてるんですけど、それでもいっぱいいっぱい。。。「18時からどっか遊びに行くのー?」とか先生が聞いてきてくれるけど、そんな余裕ないです(笑)。
セブヨロ編集部:クタクタだし晩御飯食べたり色々してたら寝なきゃですよね。地獄の1日がまたすぐ始まるし(笑)。
misono:そう(笑)。でも授業は1時間ずつ先生変わるんですけど、マジで「もう終わり?」っていうぐらい一瞬なの1時間って!だから朝9時から18時ってめっちゃ長いイメージだと思うけど、1時間1時間は本当にあっという間。更にうちは、ジムでトレーニングコースで勉強してるからブレックファースト、ランチ、ディナーも全てヘルシーメニュー!
セブヨロ編集部:へぇーすごい!
misono:だから頭だけじゃなくて身体もキレイになりながら勉強ができる毎日です!しかもヘルシーご飯が美味しい!ジムでトレーニングできるから汗もかいてストレスもない!実は1年ぶりのジムなんですよ。今までメニエール病だったから運動もできなくて。でも今はリフレッシュでマイペースに運動をしながら勉強みたいな感じ。
セブヨロ編集部:そのコースはいいですね!
misono:しかも部分ごとのトレーニングなんです!今日は上半身、明日は下半身みたいな。だから毎日やるけど部分が違うからキツくても続けられるっていう。
セブヨロ編集部:なるほど、じゃあすごい良い2週間になりますね。
misono:そうなんですよ。でも足りないからもう一回来たい。
セブヨロ編集部:あ、既にもう一回来たいって思ってる?
misono:そう!こんなに過酷なの今までだったら二度とやるかって言ってたと思うけど、もう既に次いつ来ようかなって考えてる(笑)。
セブヨロ編集部:そう思わせるセブはスゴイなぁ!
misono:次回は旦那も連れてきます!海も綺麗だし部屋からの眺めもいいんですよ。カーテン開けてるだけで全然違う!今までは東京でカーテン閉め切って誰にも会いたくないから帽子かぶってマスクしてサングラスかけてって。でも今は帽子もかぶんないサングラスもつけないマスクもつけない。
セブヨロ編集部:マクタンだけじゃなくセブシティも行きました?
misono:着いてすぐ土日で準備して、月~金で授業あって、今回2回目の土日でボランティア活動してました。子供たちにお菓子あげに行ったりとか、その後SHOGO(175R)のライブ見に行ったりとか、で暴飲暴食したりとか(笑)。
セブヨロ編集部:土日だけはね(笑)。
misono:昨日も焼肉食べに行きました(笑)。
セブヨロ編集部:セブの焼肉は美味しいですもんね。日本に負けないクオリティ!
misono:全てにおいてまず安い!日本だと毎日外食してるから。移動のタクシー代も何百円!でご飯も何百円で超満足できる!で、ホテルも安い!え、今まで何してたんだろうって。この間YouTuberとスラムに行こうってなって、子供たちにプレゼント買いに行ったんです。とりあえずうちは1万円分お菓子買いたい!って言って沢山買ったけど結局1万円もいかなかった(笑)。なんかやっぱり海外移住したいなってより思った。最近どの国に行っても住みたいって思ってる。だから今悩んでます。タイも良かったし、もちろん今回のセブも良いし、バリも良かったし。
頭も賢くなって心も癒されて身体も綺麗になる、良いことづくしのセブ島留学。
セブヨロ編集部:発展途上のアジアへの偏見はないんですね。例えばニューヨーク住みたいとかロス住みたいとか。
misono:まぁニューヨーク、ロサンゼルスはショーがすごいじゃないですか。ミュージカルも本当みんな上手いし。日本とは違ってやっぱ海外は実力の世界だから。何のショー見てもハズレがない。もちろんそういうとこに毎日いたら世界が変わるだろうなって思うけど、まず現実的に高い。
セブヨロ編集部:フィリピンもまだまだ発展途上国。ボランティア活動やスラムに行ったことで気づかされることもあります?
misono:7月、8月にフィリピンのスラム街の幼稚園に行って自分が着なくなった服とかをあげて、日本の文房具がやっぱ喜ばれますね、丈夫だし。あとはオモチャとかお菓子とかをあげて、フィリピンの住みます芸人の人がそのときは案内してくれました。そういう人と人との出会いとか繋がりを今までも大事にしてきたし、これからも大事にしていきたいなって思いました。
セブヨロ編集部:セブの良いところ、もしくはおすすめスポットは?
misono:えー!まず天気がいい!あ!あと、Youtubeの撮影してたらみんな笑顔で手を振ってくれる(笑)。
セブヨロ編集部:みんな明るいですよね!日本だと写すなって怒られそうだけど。
misono:そう!写りこんでくる!みんな笑顔でみんな手振ってくれる(笑)!今回のセブ留学は、都会の学校で学ぶか海側の学校で学ぶか考えた時に、やっぱりちょっと休みも兼ねてるんで海に近い場所にしたんですけど、心も癒された。だから全部が、頭も賢くなって心も癒されて身体も綺麗になるっていう良いことしかない留学でした!
セブヨロ編集部:おぉ!それは嬉しいですね。
misono:うん。やっぱり嘘はつきたくないし盛りたくないし、でこのインタビューを見てセブに行きたいと思う人がいたときに、misonoちゃん言ってたのと全然違うじゃんって思われたくない。あと、学校のフィリピン人の先生もねポジティブなの!なんか「famousアーティストなんでしょ?みんな言ってたよ、日本人の生徒が」って言われるんだけど「no no!no famous!マイシスターがfamousなだけで自分は全然だよ」とか言っても「なんで!すごいじゃん!」みたいなこと言ってくれて、なんかね、英語の勉強以外のことも学べる。例えば「なんでダイエットコースなの?痩せてるじゃん」って言われて。
セブヨロ編集部:まぁこっちの人から見たら驚きですよね。
misono:「いやいや、日本だとmisono太ってるって言われるんですよ」って言ったら、フィリピンは痩せてたらいじめられるよって言われて。そういうフィリピンの文化とかも学べるし。この国のことも教えてくれて、先生の経験とかも話してくれて、ただ教科書をとにかくやるとかじゃなくて、フィリピン人はこう、日本はそうなんだみたいな情報とかも交換したり。そういう脱線も全部英語でやるからプラスなのよね。セブ島ってやっぱいいよね!
セブヨロ編集部:今日はありがとうございました!また夫婦でお待ちしています!